12/19/2007

刺殺事件の被害者は強盗? 疑惑の声に友人のFabolousが反論。

11月、サンクスギビング(アメリカの国民的休日)の夜に起きたニューヨーク人気クラブでの刺殺事件について、殺されたShamel McKinneyと親しい仲であったブルックリン出身のラッパー、Fabolousと彼の仲間がこの事件への関与を疑われている。

この事件についてニューヨーク警察は、McKinneyはある人物からチェーンをひったくろうとした際に刺し殺されたとしている。また現場で行われていたイベントの主催者は、Fabolousを招待したこと、Fabolous率 いる窃盗団Street Familyが警備員と口論していたことを証言している。警察の調べではStreet Familyはセレブが多く集うクラブなどに潜入し宝石類をひったくる窃盗を繰り返している疑いがあるグループで、2児の父親であるMcKinneyはこ の一員とされ、過去には逮捕記録もあるとか。

しかしFabolousはこれらの疑いを全面的に否定。彼が言うにはStreet Familyは窃盗団ではなく「ラッパー集団」であり、Fabolous自 身事件当日はニュージャージーの実家で家族と過ごしていたためそのクラブにはいなかったという。「サンクスギビングの日は1回エッグノッグ(サンクスギビ ングによく飲まれる卵と牛乳と砂糖のジュース)を買いに出た以外、家を出てないよ」と話す彼は事件が起きたことすら翌朝まで知らなかったという。亡くなっ た友人について「ショックだったね、悪い奴なら自業自得だけど、あいつはそんな奴じゃないから」と述べ、窃盗団と疑われていることについては「周りの奴は 大体オレのやってる音楽関係で働いてるんだ、何も仕事をしていない取り巻きはいないよ。オレにはそういう奴を養うことなんてできないからね。オレはもし罪 を犯したなら正直に言って刑を受けるよ。でも有名だからといってやってもいないことで疑われた場合には言いたいことを言う」と話している。

McKinneyを刺した容疑で逮捕された25才の男は今後ニューヨークに送還され取調べを受ける予定だ。

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