11/02/2007

2 Pac、米フォーブス誌の没後著名人収入番付でトップ10入り。

Jay-Z、Diddyが誌面を賑わすことも多くなった米経済誌フォーブスが、第7回目となる既に死去している著名人の過去1年間の収入ランキング『没後著名人収入番付』を発表、2 Pac/Tupac Shakurが900万ドル(約10億円)で、黒人セレブリティとしては最高位の8位とトップ10入りを果たした。また、昨年12月に肺炎の合併症のため逝去したJames Brwonが500万ドル(約6億円)で11位、今なお多大な影響力を持つレゲエ界のカリスマ、Bob Marleyが400万ドル(約480億円)で12位と続いた。

これまで全世界で7,500万枚という最多アルバムセールスを誇り、アパレルブランドMakaveli-Branded Clothingも持つ2 Pacだが、今年5月に実母のAfeni Shakurが、EverGreen Copyrightsに500万ドル(約6億円)で2 Pacの楽曲の版権を売却したことが大きな要因となったようだ。3者ともすでに自伝的映画の制作が進められているが、特に2 Pacにはブロードウェイでのミュージカル、テレビゲームなどまで、そのドラマチックな生涯をモデルにした企画が後を絶たないようだ。

ちなみに同番付の1位は約4,900万ドル(約58億円)でロックンロールの帝王Elivis Presleyが獲得、2位と4位には元the BeatlesのJohn Lennon、George Harrisonが2,200万ドル(約26億円)で名を連ねている。

関連して、2 Pacの 没後リリースとして実に9作目を数える新アルバム"The Best Of 2Pac"が、ヒップホップ発売ラッシュの12月4日にAmaru/Universal Recordsからリリースされることが決まったようだ。同アルバムは、"California Love"、"Brenda's Got A Baby"、"Keep Ya Head Up"などの代表曲とも言えるビッグヒットばかりを集めた2枚組ベスト盤になるとのことで、Anthony Hamiltonをフィーチャーした"Dear Mama"の新バージョンを含む新リミックス2曲に加え未発表曲の2曲も収録されている模様。

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